風の強い仏滅の深夜は座ったままで
梅雨が明けたばかりだけど、今日蝉が鳴き出してたのを聞いて、少年は「夏だ。」と思った。
夏休みが始まる前の休みの日の午前中、少年は縁側で入道雲を見ながらアイスを食べていた。
軒下では風鈴がときどき小気味いい音を立てていた。
いつにも増して暑い日で、日差しが少年の座った足を焦がしていた。
少年は半ズボンだった。
頬を伝って汗が流れ、アイスも溶けてきた。
少年は、近くの屋外プールのオープンを楽しみにしていた。
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